子どもに読み継ぎたい懐かしの名作絵本

子育て

本屋さんの絵本コーナーは思い出の宝庫

みなさん、子供の頃に読んだ思い出の絵本ってありますか?

わたしは子供が生まれて、本屋さんの絵本コーナーに立ち寄る機会が増えました。はじめは娘に絵本を買ってあげたくてお店に入るわけですが、いざ選び始めると懐かしい絵本がいっぱい!ついつい手を伸ばして、『この絵本大好きだったな~』と小さい頃の記憶に浸ってしまいます。意外と覚えているものですね!

振り返ってみると、子供の時、図鑑や沢山の絵本が大きな本棚いっぱいにありました。私がその大量の本を余すことなく読んでいたかは記憶がありませんが、大好きで何度も何度も読んだ思い出の本は今でもよく覚えているんです。『このページの、このシーンが好きだった!』とか『こんな気持ちで読んでたな~』とか、意外と鮮明に思い出せるんです!

娘の絵本を選ぶ目的をすっかり忘れ、ついつい自分のお楽しみタイムになってしまう絵本コーナーですが、その時間が私はとても好きです。

長く愛される絵本の魅力

本屋さんに立ち寄ると、目立つところに最近発売された注目の絵本やキャラクター絵本、付録のついた雑誌など新しいものが目に入ります。子供が見やすいかわいらしい挿絵や、教育的な内容、豪華な仕掛けなど、子供たちが楽しめる沢山の工夫がほどこされた絵本がありますよね。もちろん我が家も、それらの素敵な作品に触れ、楽しんでいます。

しかし、少し目線をそらすと懐かしい表紙の絵本がズラリと置いてあるはずです。本屋さんで子供自身に絵本を選ばせると、昔の絵本は目に留まりにくいかもしれません。ですが、長く愛される歴史ある絵本は数多くあり、シンプルなストーリーの中に印象に残る絵や登場人物、また言葉やストーリーの中に沢山の学びがある、そんな魅力溢れる名作を子供たちにもぜひ触れてほしいなと思うのです。

子どもに読み継ぎたい名作絵本をご紹介

今でも読みたくなる懐かしい絵本をご紹介したいと思います。どれも不朽の名曲です!

2・3歳向け絵本

はらぺこあおむし

みんなが知ってるエリック・カールの名作です!カラフルな絵は、まだ言葉が分からない赤ちゃんも楽しむことができると思います。色んな仕掛けが楽しく、数や曜日についても触れることができるので、私も長く愛読していました。

はらぺこあおむし [ エリック・カール ]
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わたしのワンピース

『ミシンカタカタ、ミシンカタカタ』というフレーズが大好きで、何度も何度も読みました!かわいらしい絵と、次々と素敵な模様に変わっていくワンピースに女子心をくすぐられました。

わたしのワンピース [ 西巻茅子 ] 価格:1210円(税別、送料別)(2021/4/17時点)

ぐりとぐら

こちらも知らない人はいないであろう名作!シリーズを通して沢山持っていましたが、やはり一番読み込んだのはこの本。大きなカステラが出来上がるシーンは、美味しそうないい匂いがしていると錯覚してしまうほど、子供ながらにわくわくリアルな感覚になったのを覚えています。

ぐりとぐら (ぐりとぐらの絵本) [ 中川李枝子 ] 価格:990円(税別、送料別)(2021/4/17時点)

4・5歳向け絵本

おおきなかぶ

『うんとこしょ、どっこいしょ』という掛け声が強く印象に残っているこの絵本は、チャーミングな登場人物と分かりやすいストーリーに魅了されました!同じことを繰り返すシンプルなお話だからこそ、小さいころの自分でも楽しく読むことができたのだと思います。

おおきなかぶ ロシアの昔話 (こどものとも絵本) [ A・トルストイ ] 価格:990円(税別、送料別)(2021/4/17時点)

三びきのやぎのがらがらどん

ノルウェー民話のこの作品は、なんと言っても迫力満点の絵に引き込まれます。忘れられなのは怖い怖い『トロル』の絵!ストーリーもドキドキハラハラ、怖いけど…つい何度も読みたくなってしまう作品です。この本は、迫力満点にパパが読み聞かせてあげるのもおすすめです!

三びきのやぎのがらがらどん ノルウェーの昔話 (世界傑作絵本シリーズ) [ マーシャ・ブラウン ]
価格:1320円(税別、送料別)(2021/4/18時点)

てぶくろ

今度はウクライナ民話のお話です。落ちていた一つのてぶくろにねずみさんが住むところから始まり、次々と個性豊かな動物さん達が登場します。ページをめくるたびに『次はどうなるだろう』とわくわくしながら読むことができ、小さい子供も絵本を読むことが好きになる、そんな作品だと思います。

てぶくろ ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ) [ エウゲーニー・M・ラチョフ ]
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こんとあき

ぬいぐるみの”こん”と、女の子”あき”。こんの頼もしく愛らしいキャラクターがとても愛おしく、様々な困難を乗り越える二人の友情に心が温かくなる作品です。どんなに大変な時もこんは『だいじょうぶ、だいじょうぶ』と、あきを励まします。つい感情移入して2人を応援したくなる素敵な絵本です。

こんとあき (日本傑作絵本シリーズ) [ 林明子 ]
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6歳~向け絵本

手ぶくろを買いに

新美南吉さんの心温まるお話と、黒井健さんの優しく幻想的な絵が魅力的な名作です!子を想う母狐と勇気をもって町へ行く子狐、そして帽子屋さん…ドキドキしながらも心温まる内容で、ストーリーや言葉に色んな想像をしながら何度も繰り返し読みました。

手ぶくろを買いに (日本の童話名作選) [ 新美南吉 ] 価格:1540円(税別、送料別)(2021/4/17時点)

花さき山・モチモチの木

斎藤隆介さんの作品から2つご紹介!(どちらかに絞ることが、どうしても出来ませんでした。それくらい、どちらも心に残る作品です。)滝平二郎さんの挿絵は、小さい頃読んだとき少し怖さを感じました。ですが、今あらためて見ると黒の世界の中に鮮やかに映える美しい色がとても見事で、物語の感動がより深く心に残り魅了されます。

主人公のあやが山姥と出会い、そこで見る花さき山の秘密を教えてもらうお話です。沢山の美しい花たちは、ひとつひとつ村の人達の優しさから生まれたものでした。そこには、あやの優しさと我慢が咲かせた美しいお花もありました。日本人独特の心が描かれていて、大人になった今もこのお話の言葉を思い出します。

花さき山(20) (ものがたり絵本) [ 斎藤隆介 ]
価格:1430円(税別、送料別)(2021/4/18時点)

こちらのお話は、ひとりでトイレに行かれない怖がりの豆太とお爺さんのお話です。ある日の夜、お爺さんが腹痛で苦しんでいる姿を見つけ、怖がりの豆太は勇気を振り絞ってお医者さんのもとへ走ります。目に涙を浮かべながら、痛さや寒さ、そして怖さを乗り越えてお爺さんを助けようとするお話です。読みながら、豆太と同じように不安な気持ちになったり、美しい光景に感動したり…物語に入り込んで楽しむことができる名作です。

モチモチの木 (創作絵本) [ 斎藤隆介 ]
価格:1540円(税別、送料別)(2021/4/18時点)
番外編

Newウォーリーを探せ

私の中でこれは外せません、ウォーリーを探せシリーズです!見つけてはマジックで丸を付け、繰り返し読む楽しみを自ら失っていた思い出の絵本…。ウォーリーはもちろん、小さなアイテムを見つけたり、細かい仕掛けに何度本を開いても楽しめる名作絵本です!当時読んでいたものからリニューアルされ、あらためて子供と一緒に楽しみたい一冊です。

Newウォーリーをさがせ! [ マーティン・ハンドフォード ]
価格:1485円(税別、送料別)(2021/4/18時点)

まとめ:大人になった今も、子供と一緒に楽しむ絵本タイム

大人になってから絵本を手に取る機会なんてなかなかありませんでした。ですが、今あらためて読むとあの頃のドキドキした気持ちを思い出したり、今だから分かる新しい発見にワクワクしたり、いくつになっても面白いものです!そんな風に思えるのは、いつまでも記憶に残る素晴らしい名作だから…絵やストーリー、音や言葉の数々に沢山の魅力が詰まっているからだと思います。大人になった今だからこそ、そんな風に色んな楽しみ方ができるのかもしれませんね。

今回は、私が子供のころに読んだ本の中から子どもに読み継ぎたい名作絵本をご紹介しました。懐かしいな!と思ってくださった方、読んだことはないけれど興味を持ってくださった方がいましたら、ぜひ、お子様と一緒に昔の名作絵本を楽しんでもらえたら嬉しいです!

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